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用途別・紙の知識 - 書く・記録する

印刷に用いられる用紙の厚さは「mm」ではなく、重さで表記し「㎏」で表すのが最も一般的です。 例えば、四六判90㎏、省略して(90)とは四六判(788mmx1,091mm)の用紙が1,000枚集まったとき90kgになる厚さのことです。同じ紙の厚さでも、菊判(636mmx939mm)では、換算すると62.5kgになります。(菊判は規格A判、四六判は規格B判の用紙寸法です。) しかし、上質紙とコート紙では、インキののりを良くし、着色効果を向上させるために表面に塗工する塗料の有無により1枚あたりの重さが違うので同じ(90)でも上質紙のほうが厚くなります。

以下ご使用用途によって、よく使われる用紙をまとめました。ご参考ください。

書く・記録する

メモ表紙に使われる用紙

用紙の種類 特徴 適切な紙の厚さ
コート紙 紙の表面に白色顔料や糊剤などを塗ってローラーをかけて平らにしたもの。色の表現に優れ、カラー印刷に向いている。チラシやポスターでおなじみの紙。 定番の厚さは四六判で
110〜135kg
上質紙 表面に何も塗っていない状態の紙。カラー印刷には適さない代わりに光沢がないため反射してチラチラすることがなく、表紙の絵柄が見やすいといった特徴があります。 定番の厚さは四六判で
110~135㎏

メモ本文に使われる用紙

用紙の種類 特徴 適切な紙の厚さ
上質紙 表面に何も塗っていない状態の紙。カラー印刷には適さない代わりに光沢がないため目が疲れず、多少のインクのにじみは出るものの筆記性に優れている。 定番の厚さは四六判で
55㎏、70㎏
淡クリーム
上質紙
書籍用紙とも呼ばれ、その名の通り書籍の本文に使用されている紙で、目が疲れないようにクリーム系に着色された上質紙が主流です。 定番の厚さはB判で
55㎏、60㎏、65㎏

中綴じ・糸綴じノート表紙に使われる用紙

用紙の種類 特徴 適切な紙の厚さ
コートカード紙 コート紙と似た光沢感があり、写真等の表現力に優れている紙です。カード、ハガキといった厚物印刷などに最も多く利用されている用紙です。 定番の厚さは四六判で
18㎏(210g平米)、
19.5㎏(230g平米)
上質紙 表面に何も塗っていない状態の紙。カラー印刷には適さない代わりに光沢がないため目が疲れない。価格が安いのも魅力です。 定番の厚さは四六判で
180㎏

リングノート表紙に使われる用紙

用紙の種類 特徴 適切な紙の厚さ
コートカード紙 コート紙と似た光沢感があり、写真等の表現力に優れている紙です。カード、ハガキといった厚物印刷などに最も多く利用されている用紙です。 四六判で
26.5㎏(310g平米)からしっかり厚手のもので36㎏(420g平米)まで
コートボール紙 片面が白く塗工されていて裏がざらつきのあるネズミ色の板紙。多層で厚みがあり古紙パルプが配合されています。紙製のケースで使われることの多い紙で平滑性が高い白い面への印刷が可能です。 L判で
27㎏(310g平米)、
31㎏(350g平米)、
35㎏(400g平米)がお勧め
クラフト
ボール紙
表層にクラフトパルプやクラフト古紙を混合し、若干補色し、裏層には上台紙に未晒クラフトパルプを混ぜて染料にて補色した環境に優しいタイプの色板紙です。 L判で
27㎏(310g平米)、
31㎏(350g平米)、
35㎏(400g平米)がお勧め

ノート本文に使われる用紙

用紙の種類 特徴 適切な紙の厚さ
上質紙 表面に何も塗っていない状態の紙。カラー印刷には適さない代わりに光沢がないため目が疲れず、多少のインクのにじみは出るものの筆記性に優れている。 定番の厚さは四六判で
55㎏、70㎏
淡クリーム
上質紙
書籍用紙とも呼ばれ、その名の通り書籍の本文に使用されている紙で、目が疲れないようにクリーム系に着色された上質紙が主流です。 定番の厚さはB判で
55㎏、60㎏、65㎏

スケッチブック本文に使われる用紙

用紙の種類 特徴 適切な紙の厚さ
画学紙 スケッチブック、画用紙などの使用に適するように作られた用紙です。色が白く、各種の筆記具、絵の具による再現性が良いことが特徴です。 薄いものから厚いものまで使えます