ＳＤＧｓへの取り組み
私たちニヨド印刷は、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指すために国連が定めた国際目標（SDGs）に賛同します。SDGsとは、すべての人々にとってよりよい、より持続可能な未来を築くための青写真です。貧困や不平等、気候変動、環境劣化、繁栄、平和と公正など、私たちが直面するグローバルな諸課題の解決を目指します。SDGsの目標は相互に関連しています。誰一人置き去りにしないために、2030年までに各目標・ターゲットを達成することが重要です。
印刷会社は、印刷物の製造工程で大量に紙資源を消費します。それに対し、私たちは必要な原材料やエネルギーなどすべてにおいて環境負荷の軽減に努力し、その活動を持続するために、目標と計画に基づいた環境保全活動に自主的に取り組む方針を立てました。私たちに課せられた使命は、環境負荷を最小限に抑えながら、サステナブルな製造体制を構築し、生活・文化・情報産業として社会に貢献することです。そこで私たちは、環境経営システム「エコアクション21」に取り組むことにしました。
また、人は日常生活において、８割以上の情報を視覚から得ているといわれていますが、一般の人はもちろんのこと、視覚障がい者、聴覚障がい者といった障がい者、高齢者や子ども、日本語に困っている外国人など「社会的情報弱者」にもきちんと情報が伝わるよう、ユニバーサルデザインの考え方を反映させながら、見やすく使いやすい印刷物を提供する役割を果たしていく必要があります。
さらに、地元高知からの若年者の流出を抑制し、担い手を確保するため、働きやすい環境や公正な事業慣行を整えること。近い将来の発生が危惧されている南海トラフ巨大地震への備えなど、直面する課題を克服し、レジリエンス（リスクや困難を乗り越え、適応する能力）の高い企業づくりを目指すことが非常に重要になっています。
当社は「こうちSDGs 推進企業登録制度」に登録し、「環境」「社会」「経済」の3側面における重点的な取り組みと、2030年に向けた指標について宣言しています。多岐にわたる具体的な取り組みのチェックリストと照らし合わせながら、SDGsを総体的に経営に採り入れることで「ビジネスチャンスの拡大」や「人材の確保・育成」、ひいては「企業価値の向上」につなげるよう努めてまいります。
